11月3日、大牟田商工会議所青年部(以下、大牟田YEG)が主催する「YEG.fes in Omuta」が市内中心部で開催されました。このイベントは、市民の皆様にYEGの活動を広く知っていただくとともに、中心市街地の活性化や賑わいを生み出すことを目的としています。
同日には、昨年に続き、複数のイベントを同時開催する「まち、いこ!GyanFes2024」も大牟田YEGの主催で開催され、10団体11個のイベントを市内中心部で同時に展開しました。異なる団体がこれまで独自に開催してきた素晴らしいイベントを一堂に会し、多くの方々に巡っていただくことで、市街地のさらなる賑わいと活性化を図ることが目的です。結果として、約1万2千人の来場者が訪れ、大盛況となりました。
大牟田YEGは、このように多彩な団体によるイベントをつなげ、市全体の魅力を発信する役割を担う「まち、いこ!」事業を昨年度から推進しており、秋の恒例行事としての定着を目指して試行錯誤を重ねてまいりました。
その中で、「YEG.fes in Omuta」は「まち、いこ!GyanFes2024」の中心的な役割を果たし、来場者を市内外から呼び込み、まちなかへの回遊を促進する重要な存在となっています。
初開催となった令和5年度の「YEG.fes in Omuta」は、市の交通の要である大牟田駅前で行われ、電車やバスで訪れた方々に駅前の魅力を発信し、新たな賑わいを生み出しました。大牟田市では、令和5年度に公・民・学が連携して取り組む「大牟田まちなか再生推進エリアプラットフォーム」において、20年後の大牟田のまちなかの姿を描いた「大牟田まちなか再生ビジョン」が策定されました。
青年部も、このビジョンに基づき、市街地の再生と活性化を進めるためにイベント開催に取り組んでいます。
そうしたことから、令和6年度も大牟田YEGが中心となり、「まち、いこ!GyanFes2024」を行政や民間と連携しながら実施しました。イベントの企画・運営のため、大牟田YEGと公民連携による連絡会議を設置し、さらに継続可能な形でこのイベントを育てていくため、多くの議論を交わしてまいりました。
当日、「YEG.fes」会場ではこどもたちに大変人気のある九州の実在するヒーロー「ドゲンジャーズ」の戦隊ショーをはじめ、子ども向けのステージイベントを多数開催したほか、大牟田駅前ではパトカーや消防車、市の特殊車両を集めた「働くクルマ大集合!」も実施し、多くの人々にご来場いただきました。
そのほか、大牟田商工会議所が主催する歴史あるイベント「二十日えびす」や、国文化財でもある市庁舎を一般公開する「大牟田市庁舎オープンデー」、三井化学株式会社の協力による「子ども向け化学実験教室」、ベストアメニティ株式会社の協力による「ガーデンマルシェ」の開催、一般公募のあったショートフィルムを多数上映する「大牟田映画祭」の開催など、実に多彩なイベントでまちなかが埋め尽くされました。
青年部では、こうした複数のイベント会場間を来場者の方々により多く回遊していただくために、イベントの実施にあわせて、豪華景品が貰えるスタンプラリーの開催や、西日本鉄道株式会社と協力し中心市街地内にある2駅を結ぶ無料乗り放題切符を600枚発行するなど、回遊性向上施策についても主体的に実施してきました。
また、タイの三輪車「トゥクトゥク」も各会場間を運行し、当日は多くの来場者が市内中心市街地を回遊して大牟田のまちなかの魅力を体感していただきました。
大牟田YEGでは、「まち、いこ!」および「YEG.fes in Omuta」を今後も公民と力強く連携しながら主体的に開催し、まちなかの活性化に寄与するとともに、大牟田YEGの知名度向上及びブランディングを図っていきたいと考えています。
単会情報
- 単会名
- 大牟田YEG
- 主催者名
- 大牟田商工会議所青年部
- 事業ジャンル
- 地域貢献
- 事業名称
- まち、いこ!GyanFes2024・YEG.fes in Omuta
- 開催日時
- 令和6年11月3日(日)
- 開催場所
大牟田市内 中心市街地一帯(YEGフェス会場は銀座通り商店街)
- 詳細URL
- https://yegfes-omuta.com/
- 単会会員数
(事業開催時) - 97人
- 事業参加会員数
- 30人
- 参加率
- 31%