目的
「恋し恋せよ とちぎの夏 テーマソング事業」は、栃木市のランドマークや名産品、市民誰もが共感できる日常、青春を題材にしたテーマソングを作成し、地域内外に広めていくことで、地域ブランドの強化や地元愛の醸成を目的に実施いたしました。
経緯
栃木商工会議所青年部(栃木YEG)では、令和6年度事業として、ローカルファーストを目指す事業を行っております。ローカルファーストは地域資源を最大限に活用し、地元経済や文化の持続可能性を高めることを目指す理念です。こうした地元のテーマソングもその目標に大きく寄与するツールになり得ると考えました。
当青年部が拠点を置く栃木市は、誇るべきランドマークや名産品が数多く存在します。ただし、それを外部に発信できていない、発信方法が適当ではないと感じることが多々あり、当市の課題とも言えます。
こうした中、Web環境が整っている昨今では、幼児からご年配の方までスマートフォンやタブレットを用いて、音楽や動画などを気軽に閲覧することができます。この「テーマソング」としたことも、物品など以上に流通性が高く、地域内外に広く発信できるツールであると考え、取り組みを実施しました。
また、その取り組みを地域を支える青年経済人である我々YEG が行うことで、地域住民にYEGの気概や役割を認識いただく意図もあります。
内容
- 歌詞・作曲
当青年部内で地域内外に発信したい、後世に残していきたいと思える栃木市のランドマーク、名産品の洗い出しを行いました。実際の歌詞のまとめ方や作曲については外部委託しましたが、歌詞の並びや曲調などの打合せを入念に行いました。当青年部の想いは、市民が一体となれる「誰もが思い返す 夏の青春」であり、それに見合うテーマソングが完成しました。 - テーマソングPR活動
令和 6 年度会長の藤平泰典氏が歌い手として立ち、ギター演奏者もYEGメンバーとするデュオを構成。カラオケルームなどで練習を重ね、板についてきた頃、収録を行い、YouTubeにアップロード、PR活動を始めました。さらに、栃木市のローカルラジオ「FMくらら」にて、テーマソングの告知並びにラジオ内で曲を流すなど、地域内外、不特定多数の方々へ発信を行い、周知に努めました。 - テーマソング生披露
テーマソング生披露は、毎年8月の第1日曜日に当青年部が主管団体として開催する「蔵の街サマーフェスタ」の最後のフィナーレで実施しました。この「蔵の街サマーフェスタ」は地域活性化の一助とすることを目的に開催しており、1 日で毎年 10 万人を超える方が来場するイベントです。また、当青年部が、栃木市や観光協会、商店街連合会、市内中学校・高等学校などと協力し、市全体が一つになり賑わい創出を行う夏の風物詩です。
祭りのフィナーレでの披露でもあり、多くの方が足を止め、一緒に口ずさみ、祭り会場はもとより、市全体が一体となったとも感じられる光景でした。
見込まれる効果
当該事業は、令和 6 年 8 月に生披露して以降、まだまだ道半ばであります。
しかしながら、引き続きYouTube・ラジオ等で周知・広報を実施していくことで、中長期的に多くの方の目にも耳にも心にも届いていくと考えております。
また、こうした取り組みにより得られる効果としては【目的】で挙げた地域ブランドの強化や地元愛の醸成のほか、地域のアイデンティティ確立にも寄与し、観光誘客にも効果があると考えます。
以上が、「恋し恋せよ とちぎの夏 テーマソング事業」の全容となります。
是非、まずは、YouTubeで閲覧いただき、テーマソングを聴いて、栃木市に来て、見て、知って、感じて、楽しんでいただければと思います。
単会情報
- 単会名
- 栃木YEG
- 主催者名
- 栃木商工会議所青年部
- 事業ジャンル
- 地域貢献
- 事業名称
- 恋し恋せよ とちぎの夏 テーマソング事業
- 開催日時
- 令和6年8月4日(日)
- 開催場所
栃木市内(蔵の街サマーフェスタ メインステージ)
- 単会会員数
(事業開催時) - 91人
- 事業参加会員数
- 54人
- 参加率
- 59.3%