［稚内］わかる！働く！未来へつなぐジョブフェア2024～中学生向け地元企業PRフェア～

稚内市内の中学１年生を対象に、より早いうちから地元企業や産業を知ってもらい、地元就職やUターンの促進を目的に開催している。

その背景として、稚内市では中学２～３年生や高校生には就職活動やインターンシップ、小学生には企業紹介や職業体験の場があったが、中学１年生に対して仕事に対する意識付けが出来る企画が今までなかった。
そこで稚内YEGとして新たに中学1年生に稚内市の産業や地元企業の紹介を出来る場を提供したいと企画し、平成30年より実施している。

過疎化が進む稚内で人口減少、人口流出を危惧していた中、稚内市や教育委員会なども共通の認識を持っており「今までにない発想」ということで賛同して頂き、現在では全面的な協力を得ることが出来ている。

令和6年度については、稚内市内6校の215名が参加し、45の企業・団体がPRを行った。その他の詳細については添付資料参照。

本事業の効果として、平成30年の第１回目に参加した世代より、ジョブフェアに参加したことをきっかけに、地元就労の意識が芽生え、実際に地元企業に就職した例や高卒の地元就職の希望が増加傾向にあるなど、地域課題解決の一助となる事業であると実感している。

また、事業終了後には、生徒・教員・企業に対しアンケートを実施し、毎年ブラッシュアップを図っている。

事業の副産物として、学校の教員にとっても地元企業の事を知るいい機会となり、インターンシップ依頼先の幅が広がり、結果的に中学生もこれまでより、多くの地元企業のインターンシップに参加出来ている。

私たちも、稚内市にある企業の仕事内容をすべて知っている者は少ない。この事業を通し、私たちも学び子供たちに伝える責任がある。
今後も、関係機関と連携をしながら事業を継続し目的を果たしていきたい。

1. 新規性（イノベーション）
   中学1年生のみを対象とした稚内市でも初めての事業。
2. 創意工夫
   生徒・教員・企業へのアンケートを実施
3. 地域貢献性
   地元企業への就職と地元への就職希望が増加
4. 地域におけるYEGブランディング力
   稚内市や教育機関に対する稚内YEGの認知度向上

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