[観音寺]令和6年4月例会事業「誰にでもできる小さな行動で大きな変革を」

開催経緯・目的

  1. 青年部会員自身の成長と会員事業所の業績向上の実現
    • 観音寺商工会議所青年部(以下「当青年部」といいます)は、令和5年度より「変わろう 変えよう 今、私たちから -存在意義を明確にし、存在価値を高めるとき-」をスローガンに掲げ、青年経済団体としての存在意義・存在価値を見つめ直し、①会員自身の成長②会員事業所の業績向上を実現するため、「明日の経営に役立つ」テーマに絞った経営者セミナー(以下「本セミナー」といいます)を開催することといたしました。
  2. すべての経営者に対してオープンな学びの場の提供による持続可能な地域経済の実現
    • 「同じ地域で戦う経営者と共に学び、共に成長し、共に勝つ」という考え方を重視し、当青年部会員限定とせず、年齢、性別、職業、所属団体を問わず誰でも参加可能な場として開催しています。
    • 地域の企業、事業所の発展、繁栄なくして持続可能な地域経済は実現不可能であり、すべての経営者に対してオープンな学びの場を提供することにより、知識や経験、技術を皆で共有し、地域経済全体の底上げの実現を目指しています。

開催形式・特徴

  1. 親会との「共催」 親会事業の一部を、親会予算を活用し、青年部が企画・運営をすべて行う
    • 本セミナーは観音寺商工会議所(以下「親会」といいます)のご理解とご協力のもと「共催」とし、①通常は親会が会員向けに行う研修事業の一部を、②親会の予算を活用し、③当青年部が企画・運営をすべて行う形式となります。(令和5年度は毎月、令和6年度は2ヶ月に1回の開催)
    • 本セミナーのテーマ設定、講師選定や条件交渉、日程、会場選定、チラシ作成から広報活動、集客に至るまで当青年部が行い、開催当日の設営、運営も当青年部会員と事務局が行います。
  2. 運営上の役割を固定せず、すべての青年部会員にとって成長の場となることを目指す
    • 本セミナーの運営に関する進行シナリオを作成しており、開催回ごとに修正し事前配信することで、誰がどの役割を担うことになっても問題なくスムーズに開催できるよう準備しております。
    • 運営上の役割は「会長挨拶」以外固定せず、司会、謝辞、乾杯の発声、中締め挨拶等の担当者を開催回ごとに変えることにより、すべての会員にとって成長の場となることを目指しております。
  3. 講師参加の「情報交換会」を併設 青年部会員・講師・参加者間の交流促進を図る
    • 本セミナー後に講師が参加する「情報交換会」を併設し、①オブザーバー参加者全員のご紹介②オブザーバー参加者自身による自己紹介と感想発表③講師への質疑応答の3つを必ず行い、ありきたりな懇親会ではなく、セミナー内容の落とし込みと講師や参加者との交流促進を図っています。
  4. 参加者全員にアンケートを実施し、共有と検証を行う
    • 本セミナー終了後、参加者全員に対してアンケート(別添画像10参照)を実施し、①講師へのアンケート内容の共有、②単会ホームページへの一部掲載(別添URL参照)を行います。また、アンケート内容を検証し、今後のテーマ設定や講師選定の参考とし、より良いセミナーが開催できるよう努力しています。

広報活動

活用できるつながりや媒体をフル活用! 観音寺市報への掲載も実現

  • 観音寺市の広報誌(別添画像11参照)への掲載 ※担当委員長の交渉により実現
  • 親会ホームページへの掲載、広報誌へのチラシ折込
  • 香川県連各単会事務局への案内分文送付
  • 観音寺市・三豊市内の青年会議所、商工会青年部事務局への案内文送付
  • 地元飲食店や金融機関等へのチラシ設置
  • 当青年部ホームページ、SNS等(Facebook、Instagram)での周知

内容

「誰にでもできる小さな行動で大きな変革を」「変えるのは『意識』ではなく『行動』から」

  • 令和6年4月開催の本セミナーは、観音寺市と縁の深い、末広 栄二 氏(一般社団法人流通問題研究協会 トータルアドバイザー)を講師にお招きしてご講演いただきました。
  • 講師は、牛角、土間土間、シャトレーゼ、トリドール(丸亀製麺)、出前館等、有名企業・店舗の業績を劇的に改善させたり、地元企業の加ト吉の新ブランドの立ち上げに携わられたりと輝かしいご実績をお持ちです。常に本気で現場を把握して問題を理解し、本気で変革されてきました。
  • 我々のスローガンに触れながら講演をスタートされ、「変えるなら『意識』ではなく、まず『行動』から」というお言葉の通り、実際に携わられた事例はどれもシンプルかつ具体的でした。挨拶やお客様への声掛け、掃除の仕方など、業種を問わずどの会社でも採用でき、それらの行動の小さな積み重ねこそが大きな変革を実現するための絶対条件であることを学びました。

総括と成果

  1. 本気でやっているか? 小さな行動から本気で取り組む、本気でやり抜くことの大切さ
    • 経営者として、誰よりも本気で現状を知り、本気でコミュニケーションを取り、小さくとも本気で行動に移し、小さい目標をたくさん達成することを通して大きな変革を成し遂げていく、やり抜くことの大切さ学ばせていただきました。参加者の満足度が非常に高い開催回でした。
  2. 30人未満の小規模単会でも幅広い交流と学びの場を実現
    • 当青年部会員以外に20名を超える皆様が参加され、地元金融機関や商店街連合会、香川県連内の複数単会からもお越しいただきました。情報交換会では、オブザーバーの皆様の熱量も高く、質疑応答の時間以外でも講師を交えて活発に意見交換が行われ、幅広い交流と学びの場となりました。
    • 青年部活動を知っていただく場としても活用し、5月以降に3名の新入会員を迎え入れました。
  3. 小規模単会でも新規継続事業を実現 親会との「共催」でWin-Winの関係を構築
    • 親会事業の一部を青年部が担うことを提案し、親会予算を活用して企画・運営を行うことにより、我々は優れた講師を招聘して本セミナーを継続開催できる一方、親会は事業の企画・運営・広報・集客等のすべてを青年部が行うことにより、親会職員の負担軽減がはかられ、双方にとってWin-Winの関係を築けております。当青年部は、今後も様々な事業に果敢に挑戦してまいります。

単会情報

単会名
観音寺YEG
主催者名
観音寺商工会議所青年部
事業ジャンル
自己研鑽
事業名称
令和6年4月例会事業「誰にでもできる小さな行動で大きな変革を」
開催日時
令和6年4月16日(火)
セミナー18:30~20:30
情報交換会21:00~22:30
開催場所

観音寺商工会議所 3階

詳細URL
http://www.kan-cci.or.jp/yeg/cn3/index.html
単会会員数
(事業開催時)
29人
事業参加会員数
16人
参加率
55%

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